矯正歯科 矯正治療のパラダイムシフト

「治す」治療から「発生させない」治療へ

歯並びの異常はなぜ起きるのでしょう?きれいに並ぶ人もいるのに、なぜうちの子だけ・・・?
現在の歯並びは、お口の周りの筋肉のバランス、食べたり、飲んだり、しゃべったり、の機能によりつくられた"結果"です。
多くの場合、矯正治療は、時間と費用がかかり、本人のストレスも大きいものです。
どうすれば"予防"できるのでしょうか?
将来、お子様がどう成長するかを見越した予防法があっても良いはずです。
乳歯列(~6歳)において、骨格の異常や筋機能の異常を早期に発見することが、脱矯正への近道です。
年齢別の発育ステージによりできることが異なりますので、以下のページでご覧ください。
※「おかしいかな?」と思ったら早めのご相談をお願いします。
お子様の、より良いお顔づくりのためお母様と私たち、一緒に成長を見守り、育てていきましょう。

混合歯列(Ⅰ期)前期 〜8歳までに治療開始が良い理由

1.3番(犬歯)の萌出前である
  ↓
  前歯だけの問題として考えることができる。

2.第2成長期前である
  この時期(~8歳)に治療を開始すれば、第2成長期(11歳~)の前に治療が終了し、
  正常な発育ペースに戻すことが可能になる。

3.自我のめばえにより自分のこととして考えられる
  また、自我の完成にはいたらず、親や周囲の人たちのかかわりを受けやすい
  一方、13歳~中学生になると、部活等で忙しくなり治療継続が困難になりやすい時期となる。

4.9歳~になると側方歯群の生えかわりが始まり、装置が不安定になり、
  効果が期待できなくなったり、別の装置(ワイヤー)になることが多いため。

※以上の理由により前歯の歯並びの異常は、なるべく犬歯の生える前(~8歳まで)に開始しましょう。