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日本人は睡眠時無呼吸「SAS」になりやすい!

睡眠時無呼吸
 
日本人は睡眠時無呼吸「SAS」になりやすい!
 
寝ている間に呼吸が止まり、血中の酸素濃度が低くなると、脳は覚醒させて呼吸を促します。
 
それが頻繁に起きると、睡眠が浅くなり回復機能が低下、疲れが残り日中の活動にも影響を及ぼします。
 
 
この睡眠時無呼吸「SAS」になりやすいかどうかを見分けることができるのです。
 
 
 
ずばり、「歯並び」です!
 
 
 
SASの患者さんの治療法の一つに、専用のマウスピースを夜間装着することがあります。
 
下あごが後ろに下がり、気道を閉塞するのとで呼吸が止まるため、
 
装置は下あごを前方に押し出した位置に設定して作成します。
 
 
 
では、なぜ下あごが下がってしまうのでしょうか?
 
 
 
歯並びの悪い方の多くは、上あごの成長不足です。
 
 
つまり、上あごが小さく細いため下あごが前にいけないのです。
 
上あごが狭いということは、その上にある鼻腔が狭いということです。
 
 
鼻呼吸を忘れて、口呼吸を続けると舌の位置が下がり上あごは成長しません。
 
そのため、細くV字型のアーチに育ってしまい、下あごは後ろに押し込まれるのです。
 
 
舌は下あごにくっついているので、夜横になると下あごの重みで気道をふさいでしまうので
 
いびきや無呼吸になってしまうのです。
 
 
 
日本人は、欧米人に比べ、平坦な顔立ちなので、上あごの前方成長が劣っています。
 
さらに、アレルギーなどのが増えて口呼吸が急増しています。
 
 
上あごの発達は6歳でほぼ90%完成されることを考えると、
 
10歳までに上あごの拡大成長を促すトレーニングを始めてほしいと痛切に感じます。
 
睡眠時無呼吸「SAS」は予防できること、それには、小児期に機能育成トレーニングを始めることが大事です。
 
 
小児科でなく、歯科医院でトレーニングを学びましょう!
 
 

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